ども、サンぽんですw
今日は、素晴らしいサイト3件さまとのリンク繋げちゃいますよwww
なんと全部SSサイト様で、ウチってSS系は少ないので一気に充実しちゃうよ~w
Description of conception / Mutsuki さま
みころぐの女帝micoさんの片翼的存在Mutsukiさんの随筆・エッセイなブログさま。
現在は『リリカルヴィヴィオBenediction』を公開に向けて怒濤の作業中?w
ご存じの通り、『リリヴィヴィ』は、CGパートを陛下micoさんが担当、
SSパートを北の語り部Mutsukiさんが担当されております。
もぉみんな知ってるから説明するまでも…ねっすねwww
この大人な二人が創り出す『大人なヴィヴィはや』が待てずに、涎が止まらん私は、こちらのサイトに伺っては「reading&writing~Lyrical,etc.」のカテゴリに潜っては、超予習なお勉強してますよw
待ちきれないヴィヴィはやファンはぜひ読むべきだよ!
とか…マジ!読んで!!←超押し売りwww
この度はリンクして頂き&リンク許可ありがとーござい!
姐さん超尊敬してますぜ☆
砂糖菓子畑 / mattio さま
いつもステキな激甘なのフェイSSを投下してくれるmattioさんが、
ついに、つぅーいぃーにぃ! ブログ作りましたぁぁぁーーー!
ちょっと違う? 今まで各所に寄稿した激甘SSをまとめていくブログだそーです。
つまり、激甘なのフェイの無限書庫!!
…糖尿病に気をつけてなきゃw
つかタイトル…mattioん、どんなニヤけた顔してコレ考えたのか、ちょっと顔見せぇw
甘いなのフェイSSファンなら、さっそく飛んでいってください!
なのフェイなの的に大満足間違いなしや!w
黄昏時ビニールハウス / 苫 さま
待ち望んでたヴィヴィはやSS中心ブログさまが、満を期して登場しました!!
とても優しいヴィヴィはやヴィヴィなお話を書かれてます。
以前「夜天のパンプキン・クッキング(別名:ヴィヴィはや祭り)」という祭りを企画しました。
色々ありまして…途中から飛び入りOKにしたんです…
こちらの苫さんは、飛び入り参加者1号ですね~ホントありがとーございますwww
この時ブログを持ってること、そしてまだ開設して間が無いことを聞いたので、
じゃぁ、ぜひともウチでご紹介させてくださいよ~w と申し出たのですが、
「始めたばかりなので…もう少し形になった際に、改めてご挨拶できれば…」と。
ようやくGOサインが出ましたので、ありがたくリンク貼らせて頂きます!!
さぁ苫さんココからは表舞台ですぜ! ヴィヴィはや布教の一員だよ、ガンバや!
(追記:ご紹介文中にいつもの勘違いがありましたので、修正しました。ごめんよ☆←)
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続きに今回ご紹介しました苫さんから頂きましたはやヴィヴィSSを置いておきます!
いただきましたSSは、全3部作のラストにあたるSSだそーですw
こちらだけ読んでも大丈夫ですが、
ぜひとも、黄昏時ビニールハウスにて他の2作も読んでいただけるとより作品を楽しめること間違いマシです!
では、お楽しみください!
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【ゆくさきをしらない/手紙の行方】
作:苫
丸まった便せんが宙を飛ぶ。
便せんは放物線を描いて部屋を横断し、隅に置かれたゴミ箱の中へと吸い込まれてかさりと小さな音を立てる。
投げた本人であるところの八神はやてはデスクに向かい、仕事時以上に深刻な表情で白い便せんと格闘中だった。
ペンを置いて乱暴に髪をかき回す。
「あかんわ…手紙なんて、どう書けばええかわからんよ」
デスクに置かれた二十枚綴りの便せんは残りわずかになっていた。
*
事の起こりは一週間前。
お邪魔した高町家で一通の手紙を巡って小さな恋人とけんかになりました。
全面的にはやてに否があったのですぐさま謝ればよかったものを、機会を逸してその日は何も出来ずにとぼとぼ帰宅。
改めて謝ろうと翌日連絡を入れたら、一切合切、着信拒否されてました。
八神はやて、大ピンチ。
直接謝ろうにも会いにも行けない。
時間がないわけではない。ただ会いに行く勇気がないだけだ。
連絡が取れなくなって、『はやてさんなんてもう嫌い』なんて言われる夢を見たらそら実行に移す勇気なんてあったもんじゃない。
そうこうしているうちに時間だけはどんどん進み、焦りや不安もどんどん膨らみ、ついでに手に付かない仕事も少しずつ溜まり、とうとう根を上げて現在唯一の相談相手に話を持ちかけたのが数時間前。
「……なあリイン、私どうすればええんやろ」
「――そうですねぇ、灯台下暗しってことで、手紙で謝ってみればいいんじゃないですか?」
「それやっ!」
この時はやてにはリインが女神か何かに見えた。
そんな女神はついでに「さっさと悩みを解消して、早く仕事を片付けて欲しいです」と付け加えたがそれには笑って曖昧にごまかした。
就業時間後大急ぎで買ってきた飾り気も何も無い真っ白な便せんを前にはやては本局の自室で格闘することになった。
で、現在。
言葉が何も思い浮かばず、頭を抱えて呻いていた。
最初に一枚浮かぶ言葉を書き出してみたが、並んだ言葉は手紙と言うには短すぎて。
それから何度か書き出してはしっくり来ず、丸めては捨て、わざわざ部屋の隅に置いたゴミ箱へ投げるの繰り返し。
便せんボールも最初は外してばかりだったが、繰り返すうちに今では一発必中の腕前だ。素晴らしい進歩と思わず自画自賛!
「私の腕もなかなか……って、あかんやん!趣旨が変わってきとるし!」
頭を振ると綴りから一枚をはがしてペンを持つ。
最初の一行目にペン先を置いたところで、しかしその手は止まってしまった。
ヒトの恋愛の機微には聡い方なのに、いざ自分の事となるとてんでダメダメ。
泣かせてしまいめっちゃ罪悪感。
だからとにかくまず謝りたいのにその気持ちをどんな言葉で表せばいいのかが分からなかった。
考えて考えて、考えて。
便せんに触れたペン先からインクが白い便せんに滲んだ。
「うぁああもう、なんでうまく書けんのやっ」
駄目になった便せんを掴むと両手でくしゃくしゃに握りつぶして、はやては思い切り投げた。
それとノック無くドアが開くのはほぼ同時。
力が入りすぎて便せんはあらぬ方向へ。
はやては席に着きながらも振りかぶったポーズ。
そんなはやてを、ヴィヴィオが開いたドアの前で見つめていた。
…………会いに来てくれたのだろう、そう思いたい。
が、どうしよう、もしかしてあんまし宜しくない状況ですか?
あまりの自分の間の悪さと情けなさに、はやての心臓が平常心を忘れて早鐘を打ち始めた。
「えと、あのヴィヴィオ…さん?」
声をかけてみるも返事が無い。
ふいに今朝も見た夢を思い出してしまい嫌な汗が背中にどばどば流れ出した。
ヴィヴィオが一歩前へ進むと開いていたドアが閉じる。
そしてヴィヴィオは歩みを止めず、はやてのデスクの前まで進んだ所で足を止めた。
デスクを挟んだ距離が近いようで遠い。
「読んで、ください!」
「は、はいっ!」
ヴィヴィオの怒気をはらんだ言葉に答える声が少し裏返る。
差し出された手には薄桃色の封筒。
はやては恐る恐る受け取ると、封を開ける。のり付けは弱く、指を間に滑らせただけであっさりとはがれた。
三行半だったらとか考えてしまい便せんを取り出す指が小さく震える。
便せんは一枚で、そこに綴られた文字は短かった。
隅から隅まで読んで、そこから2回読み返す。
手紙から顔を上げるとデスクの向かい側で、ヴィヴィオは俯いていた。
無駄に広いデスクのせいで距離があって表情が伺えない。
便せんを封筒にしまうとデスクの上にそっと置いた。
その時、自分が書いた最初の一枚が目にとまる。
「――ヴィヴィオ、こっち来てくれへん?」
返事は無かったが、はやての言葉にヴィヴィオはデスクを回る。
手を伸ばしてもほんの少し届かない、そんな距離で立ち止まった。
「な、お願いや」
両手をそっと伸ばして、懇願する。
少しの間の後、ヴィヴィオが一歩進んでが手の届く距離に来ると、はやてその体を引き寄せて思い切り抱きしめた。
「ほんとに、ごめんな」
この期に及んで、それくらいしか言葉が出てこない自分が情けない。
だからはやてはただ強く抱きしめる。
ヴィヴィオからの手紙に並ぶ言葉は自分への気持ちで、でもそこには嫌いだなんて文字はどこにも見あたらなかった。
ひとりで勝手に悪い方へと考え出して、嫌われたと思い込んだ。
あげくに好きな子を泣かせてしまう自分の情けないこと。
謝って、許してくれるまで何度だってごめんと言おう。
ただその前に、捨てられない気持ちだけは伝えようとはやてはそっと切り出した。
「なあヴィヴィオ、そういや私も手紙書いたんよ。読んで貰えへんかな」
はやての言葉に胸の中でヴィヴィオが小さくとうなずく。
少しして小さくすすり泣く声が聞こえ、はやてはその背中をなで続けた。
*
デスクの上の一枚の便せん。
『ごめん、大好きや 嫌いにならんで』
そんな言葉が真っ白な飾り気のない便せんに並んでいた。
End
~after~
「はやてさんのばか。会いに来てくれないからヴィヴィオから来ちゃいました。待ってたのに」
「う…、すみませんでした。でもヴィヴィオが着信拒否するからやね」
「――だって、”終わりにしよう”とか言われたらやだったから」
「っんなこと言うわけないやろ!」
「そ、そもそもはやてさんが変なこと言い出すからこんなことになったのに!」
「…うあ、それはほんまにごめんなさい」
「もう、しょうがないから許してあげます。ただし、さっきの言葉もう一回言ってくれたらね♪」
「さっきって……は、恥ずかしいわ!もう五―」
「もう一回、聞きたいです!わたしが一番大好きなはやてさんの気・持・ち♪」
「……ううああもう、もう一回だけやからな!」
何度も何度も謝って気持ちを伝えて、そしていつもの調子を取り戻した小さな恋人に、はやてはしばらく逆らえそうになかった。
Fin
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http://dasuto.blog.shinobi.jp/Entry/152/SSサイト、3件リンク追加やw